大倉山ドキュメンタリー映画祭2/22上映作品「風のなかで」について

2014.01.29 Wednesday

無心に遊ぶ子どもたちの姿は、かすかなノスタルジーとともに、私たちに希望を与えてくれます。

映画の正式タイトルは、「風のなかで 〜むしのいのち くさのいのち もののいのち〜」
(2009年/ 78分 監督:筒井勝彦)

この映画の舞台は東京都杉並区の住宅街にある小さな幼稚園。
武蔵野の面影を残す屋敷林がこの空間を守るかのようにおおうなか、子どもたちの卒園までの1ヶ月を丹念に見つめた作品です。
 


大倉山ドキュメンタリー映画祭では、映画祭のオープニングとして、2月22日(土)AM10時より上映します。
上映後には監督舞台挨拶も予定しています。
貴重な上映の機会ですので、ぜひこの機会にご覧ください。

関連ホームページ 

大倉山ドキュメンタリー映画祭2/23上映作品「美しいひと」について

2014.01.27 Monday

大倉山ドキュメンタリー映画祭の上映作品は、すでに劇場公開や上映会などが行われているものが多いのですが、今回2/23に上映する「美しいひと」(東志津監督)は、この日が初めての一般公開となる見込みです。

まだ作品のホームページなども見当たらず、なかなか詳しい情報が分からないのですが、先日予告編がアップされていました!
こちらを見ると丁寧に撮られている様子が伝わってきて、とっても観たくなりますね。
 ※記事のアップ後にホームページが完成したとの連絡をいただきました。
  
http://utsukushiihito.jimdo.com/
 


映画は再現芸術。どこでも同じ作品を観られますが、実際には上映の環境や会場の雰囲気、集まったお客さんたちが醸し出す空気で、上映のたびに少しずつ違って感じられるものだったりもします。
特に最初の上映は、映画にとっても、監督にとっても、特別な舞台となります。

「花の夢 ある中国残留婦人」で好評を博した東志津監督の新作「美しいひと」。

多くの方とともに、映画が生まれる瞬間に立ち会えたらと願っております。
 

東日本大震災関連の上映作品『天に栄える村』

2014.01.24 Friday

まもなく東日本大震災から3年が経とうとしています。

大倉山ドキュメンタリー映画祭では、これまで以下の4本の東日本大震災関連の映画を上映してきました。

「傍 〜3月11日からの旅〜」
「飯舘村 第1章 故郷を追われる村人たち」
「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」
「逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者」

今年は、『天に栄える村』を上映いたします。

被災地から離れた場所で暮らす私たちにとって、時間の経過とともに意識が向かわなくなることは、ある意味でのことかもしれません。
でも、ふとしたときに、「それでいいのか?」と自らに問いかけている人も、きっと少なくないでしょう。

映画を通じて、その土地に生きる人々の苦悩や覚悟にあらためて触れて頂けたら幸いです。

『天に栄える村』
2013年/ 106分 監督:原村政樹

  


2月22日(土) メインスクリーン 17:10〜
※上映後、監督舞台挨拶の予定

福島県天栄村は6000人ほどの小さな村。村人たちは、恵まれた自然環境を大切にして農業を営んできた。農家グループ、天栄米栽培研究会は日本一おいしい米作りをめざし、コンクールで4年連続金賞を受賞。だが、原発事故によって放射性物質が降り注ぎ、田畑は汚染されてしまった。それでも、農家はあきらめない。この地で生き、田畑を未来へ引き継ぐために。科学的な調査を元に、未曽有の環境破壊を乗り越えようとする農家たちの苦闘を追う。
公式サイト http://www.sakuraeiga.com/tensaka/

実行委員会近況&「破片のきらめき」上映について

2014.01.23 Thursday

映画祭まであと1ヶ月となりました。実行委員会も宣伝や準備に追われています。
おかげさまで予約のお申し込みも入ってきています。

私たちの活動は、ドキュメンタリー映画を、観たい人に届けること。
そのことを考えたときに、映画鑑賞時にバリア(障害)となることは、少しでも解消できればと思います。

2月22日の「破片のきらめき」は、ご要望があれば日本語字幕つきの上映も可能です。
聴覚に障害ある方で鑑賞をご希望の方がいましたら、ぜひご予約時にお知らせください。
(特にご要望がない場合は、日本語字幕なしの通常上映となります)

素敵な作品ですので、この機会に多くの方にご覧頂けたら幸いです。

 
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