第13回大倉山ドキュメンタリー映画祭 開催概要

2020.01.22 Wednesday

<第13回大倉山ドキュメンタリー映画祭 開催概要>

 

期間:2020年3月28日(土)〜3月29日(日)

会場:横浜市大倉山記念館

 

2020年春。

昭和、平成、そして令和… 

戦後75年。

映像は何を記録して来たのか?

私達は何を記憶しているのか?

何が変って、何が変わらないのか、

何が変わらねば ならないのか…

大倉山でスクリーンと向き合い

共に考えたい。

 

3/28(土)メインスクリーン ホール上映 定員80名


10:10『道草』  2018年/95分 監督:宍戸大裕 ※上映後、宍戸大裕監督のトークあり

 

 

自閉症と重度の知的障害があり、自傷・他害といった行動障害がある人たちは、暮らしの場所が限られてきた。しかし、介護者付きのひとり暮らしを送る人たちも現れ出している。タンポポの綿毛をとばし街を闊歩する。めぐる季節に生きものが息づき、私たちの日々のありようを問い返す。関わることはしんどい。けど、関わらなくなることで私たちは縮む。だから人はまた、人に近づいていく。

 


12:30『アリ地獄天国』  2019年/98分 監督:土屋トカチ ※上映後、土屋トカチ監督のトークあり

 

 

とある引越会社。社員らは自らの状況を「アリ地獄」と呼ぶ。それは、長時間労働を強いられ、事故や破損を起こせば借金漬けに陥る状況を指す。営業職の34才の男性は異議を唱え、一人でも入れる労働組合に加入した。すると、粉塵の舞うシュレッダー係へ配転、のちに懲戒解雇に追い込まれ、事由を記した「罪状ペーパー」なる掲示物までもが、全国支店に貼りだされてしまう。生き残るための、労働映画(ロードームービー)。

2019年 山形国際ドキュメンタリー映画祭上映作品 / 2019年貧困ジャーナリズム賞

 


14:55『東京干潟』  2019年/83分 監督:村上浩康 ※上映後、村上浩康監督のトークあり

 

 

多摩川河口で暮らす80代のホームレスの老人の生き様に迫る。シジミ取りの名手として、寒い日も暑い日も干潟に浸かり、大粒のシジミを採る。そこで得た稼ぎの大半は、捨て猫たちの餌代に費やされる。孤独なようで、様々に人と支えあい、いざという時は人助けも厭わない。波乱に富んだ彼の人生を追い、日本社会が抱える様々な問題を浮き彫りにし、戦後から令和にかけての現代史をも鳥瞰する。都市の最下流から世界が見えてくる。

新藤兼人賞2019金賞/ 門真国際映画祭2019最優秀賞作品賞

 


17:05『福島は語る』  2018年/170分 監督:土井敏邦 ※上映後、土井敏邦監督のトークあり

 


震災から9年が過ぎた。しかし原発事故による放射能汚染で故郷や住処を追われ、生業を失い、家族離散を強いられ、将来への希望を奪われた十数万人の被災者たちの傷は膿み、疼き続けている。その被災者たちが、心底に鬱積した深い思いを吐露した。100人を超える被災者から厳選した14人の“福島の声”を、「東京オリンピック」で“フクシマ”を忘却しようとする日本人社会に突き付ける。

文化庁映画賞 文化記録映画優秀賞

 


3/28(土)Bスクリーン(第10集会室) 定員40名

 

<特集 戦前・戦中・戦後・歴史を記録すること>


10:30『戦ふ兵隊』  1943年/65分 監督:亀井文夫

 

 

1930年代後半、中国戦線での日本軍の前線での戦いの記録。三木茂のカメラが生々しい戦地の実像を見事に撮らえ、戦意高揚映画と一線を画したドキュメンタリーとして完成、しかし長らく上映禁止とされていた。 


※二本立て『ニュース特報・東京裁判 −世紀の判決−』  1949年/18分 構成・編集:伊勢長之助 ※上映後、伊勢真一監督の解説あり

 


第二次世界大戦の戦争責任を問う極東軍事裁判は世界の注目の下2年6ヶ月の審理の後1949年12月に結審する。その第一報が1949年1月、日本全国の映画館で速報上映された。ラストシーンは憲法第9条の朗読だった。

 


12:40『ルーペ  カメラマン瀬川順一の眼 』  1996年/90分 監督:伊勢真一

 

 

戦前、戦中、戦後にわたってルーペをのぞき続けたカメラマン瀬川順一を追う、カメラマンを描いた初めてのドキュメンタリー。反戦映画(?)として評価の高い「戦ふ兵隊」(亀井文夫演出・三木茂撮影)の撮影現場での出来事を、自らの戦争体験として語り継ぐ瀬川順一…。魅力ある映画人のヒューマンドキュメンタリーであり、ジャーナリズムの在りようを今に問うドキュメンタリーでもある。

日本映画ペンクラブ記録映画グランプリ/ キネマ旬報文化映画ベストテン3位

日本映画撮影監督協会(JSC)推薦

 

 

14:10 トーク 伊勢真一監督&土井敏邦監督(パレスチナを撮り続けて)

 

 

1964年 東京オリンピックを記録する>

 

15:25『あるマラソンランナーの記録』  1964年/63分 監督:黒木和雄

 

 

栄えあるマラソン出場選手と決まった君原健二の、身体の故障に幾度となく見舞われながら、孤独に耐え、自分自身と闘い、トレーニングを続ける記録。

東京都教育映画コンクール金賞

 

※二本立て『挑戦』  1963年/34分 監督:渋谷昶子 ※上映後、三浦淳子監督の解説あり

 

 

「東洋の魔女」といわれた日紡貝塚(現・ユニチカ)のバレーボール選手達と大松監督の、繰り返される厳しい練習を、粘り強く撮影し、栄光の影に隠された汗と涙、努力を描き出す。

カンヌ映画祭短編部門グランプリ

 

 

17:45『人間の街-大阪・被差別部落-』  1986年/80分 監督:小池征人 ※上映後、一之瀬正史カメラマン(本作撮影)のトークあり

 


「部落」に住む人々が受けてきた理由なき差別や偏見。そこには人々に直視されない悲劇がある。だがこの映画には、その悲劇を、単なる悲しみとして捉えさせない、部落の人たちの輝きがある。“人間”という言葉の本来の意味を思い起こさせ、人間への愛着がもたらす情熱がある。『人間の街』は人間賛歌の映画であり、いまも色あせない魅力と発見をもたらす。昨年、病に倒れ、現在リハビリ中の小池征人監督の代表作のひとつである。

 


3/29(日)メインスクリーン ホール上映 定員80名

 

10:00『在日』(歴史編)  1997年/135分 監督:呉徳洙 ※上映後、金聖雄監督(『在日』助監督)のトークあり

 

 

日本の敗戦、つまり在日にとっての解放から50年に及ぶ“在日の軌跡”を克明に描写した初めての作品。国内ロケにとどまらずソウル、ワシントンDCに取材し貴重な資料撮影に成功した。さまざまなインタビューと記録映像で在日の戦後史を描く形を取りながら、実は日本人が信奉してきた「戦後民主主義」「平和主義」とは何だったのか?”を問いかける。嫌韓、ヘイトが溢れる今だからこそ映画は「在日」はなぜ在日しているのかを雄弁に語る。

 


13:00『順天-スンチョン-』  2013年/87分 監督:イ・ホンギ ※上映後、イ・ホンギ監督のトークあり

 

 

世界5大沿岸湿地のひとつ、韓国の順天湾。豊かな自然の中、 70歳の女性ユン・ウスクは50年間、一人でひたすら海と干潟に向かい、漁師として生計を立ててきた。彼女の願いは、夫が酒をやめることと、子どもたちが幸せになること。貧しさも苦労もすべて天の導きと、挫けずに生きてきた。近所のキムさんは彼女を姉のように慕い、何かあれば駆けつける。だから彼女は今日も働ける。やがて、彼女の身に思いがけぬ出来事が起こる・・・。

2013年釜山国際映画祭招待作品 / 2014年モントリオール国際映画祭招待作品 / 2014フォーカス・コリア映画祭(仏)グランプリ

 


15:15『えんとこの歌 寝たきり歌人・遠藤滋』  2019年/96分 監督:伊勢真一 ※上映後、伊勢真一監督のトークあり

 

 

「自らを他人と比ぶることなかれ 同じいのちは他にひとつなし」寝たきり歌人・遠藤茂は監督の学生時代の友人。脳性マヒで寝たきり生活を強いられながら介助の若者達と過ごす「えんとこ」での24年間に及ぶ日々を追う。「寄り添う」というより「寄り合う」… ありのままのいのちを生かし合いながら生きる姿のドキュメンタリー。

第74回毎日映画コンクール ドキュメンタリー映画賞

 

 

17:10 ドキュメンタリー・トーク(30分間)

上映作品の監督×伊勢真一監督×三浦淳子監督×飯田基晴監督×高橋愼二カメラマン

映画祭チケットをお持ちの方は参加無料

 

 

上映後のトークは、ゲストのやむをえない事情により、変更・中止となることがあります。

 

 

◆料金

一般 1,600円(各回入替制、2作品目以降は1,000円

 

高校生以下・シニア・障がい者 1,000円(各回入替制) ※身分証をご持参ください。

 

映画祭サポーター用フリーパス 10,000円(限定20枚)

 ※映画祭を応援してくださるサポーターのためのフリーパス 3月28日(土)〜29日(日)のすべての上映をご覧いただけます。

サポーター券(1日券) 5,000円

 ※3月28日(土)もしくは29日(日)のすべての上映をご覧いただけます。

 

◆ご予約

大倉山ドキュメンタリー映画祭は予約優先制です。2月1日(土)より受付を開始いたします。

会場の定員数(80席&40席)に限りがあるため、ご予約がないと入場いただけない場合がございます。

事前のご予約・お問い合わせをお願い申し上げます。

 

◇電話:080-3542-8759(実行委員会)/090-2257-4895(薩田) 

◇FAX:045-434-9270

◇Email:ookurayamaeiga@yahoo.co.jp

 

FAX・Emailでのお申し込みの場合は必ず以下をお伝えください。

,名前 △電話番号 4嫋泙靴燭ず酩福´ご嫋淇与

後ほど実行委員会より確認の連絡をさしあげます。

 

※会場は全自由席です。受付順に整理番号つきチケットをお渡しし、開場時刻(上映の15分前)より番号順にご入場頂きます。遅くとも上映の10分前までに受付にお越しください。上映直前になると当日券のお客様を優先させて頂くことがあります。余裕を持ってお越し頂くことをお勧めいたします。

 

◆保育

港北区子育て支援ボランティア「ポケット」による保育(1歳以上、定員あり)があります。

利用料としてお子さま1名、1作品上映中につき、500円のご協力をお願いいたします。

ご希望の方は3月20日(金)までにご予約ください。電話090-2257-4895(薩田)

 

◆Documentary Cafe (ドキュメンタリー カフェ)

映画祭の期間中、大倉山記念館のアンティークなお部屋で、ドキュメンタリー カフェを開催します。実行委員会の自慢のケーキ、クッキー、軽食、お飲み物をご用意しています。また、ドキュメンタリー映画のDVDや関連書籍もお求めいただけます。上映作品の監督と歓談する機会もあります。どうぞおいしいお菓子やお茶とともに映画祭をお楽しみください。

 

◆ブログ

大倉山ドキュメンタリー映画祭公式ブログ

http://o-kurayama.jugem.jp にて最新情報を更新しています。

 

◆アクセス

横浜市大倉山記念館

 

 

東急東横線・大倉山駅下車 徒歩8分(大倉山駅まで渋谷から30分、横浜から15分)

〒222-0037 横浜市港北区大倉山2丁目10番1号  TEL:045-544-1881

※駐車場はございません。ご注意ください。

 

大倉山ドキュメンタリー映画祭は、映画の作り手、映画好きの市民、地域の福祉作業所などが集まりボランティアで運営している映画祭です。

 

主催:大倉山ドキュメンタリー映画祭実行委員会

共催:横浜市大倉山記念館

協賛:ヤジマデンタルクリニック、(有)なんでも舎ケアサービス、こうほく・人と生きもの・支えあう会、薩田商店、大倉山レモンロード商店会、テラコーヒー、企業組合エコ・アド、(合)新堂事務所

協力:セサミ香房、社会福祉法人かれん、野いちご、NPO法人街カフェ大倉山ミエル

 

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2020.02.21 Friday

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