3月24日(日)メインスクリーン 上映作品(ホール上映 定員80名)

2013.02.19 Tuesday

10:00 「逃げ遅れる人々 東日本大震災と障害者」 2012年/74分 監督:飯田基晴 
東日本大震災で、障害を持つ人々に何が起きたのか?障害ゆえに、地震や津波から身を守れず、また必要な情報も得られない…。多くの障害者が避難をあきらめざるを得なかった。そうしたなか避難所に入った障害者を待ち構えていたのは…。
大震災に翻弄される障害者と、その支援に奔走する人々の、困難の日々。マスメディアでは断片的にしか取り上げられない、被災地の障害者を取り巻くさまざまな課題や問題点が浮かび上がる。
http://www.j-il.jp/movie/

11:45 「隣る人」
 2011年/85分 監督:刀川和也
親と暮らせない子どもたちと、隣り合う保育士たち。そして、子どもとふたたび暮らすことを願う親。ある児童養護施設の日常を追う8年間のドキュメンタリー。
様々な事情で親と一緒に暮らせない子どもたちが「親代わり」の保育士と生活を共にしている。本来、親から無条件に与えられるはずの愛情だが、子どもたちにとっては競って獲得しなければならない栄養素。壊れた絆を取り戻そうと懸命に生きる人々の、平凡だけど大切な日々の暮らしは今日も続く。
http://www.tonaru-hito.com/

13:30 「傍 〜3月11日からの旅〜」 2012年/115分 監督:伊勢真一
東日本大震災のちょっと私的なヒューマンドキュメンタリーは、宮城県亘理町に暮らす友人のミュージシャン苫米地サトロの安否を尋ねた旅から始まった。宮城から福島へそして宮城へ、被災地の被災者の傍での一年。
それは無慈悲な仕打ちを前にした「いのち」に寄りそうことだった。友人たちの、逝ってしまった一人ひとりの、ただ祈る人々の傍で、おずおずとカメラを回し続けて残されたささやかな記憶の束を手渡したい。春が来て、夏が来て、秋が来て、再び春は来る。
http://www.isefilm.com/

15:50 「オロ」 OLO. The boy from Tibet 2012年/108分 監督:岩佐寿弥
どんな時代、どんな民族も、おとなはこどもに未来を託してきた。受難がつづくチベットも例外ではない。「しっかり勉強するんだよ」と母親に背中を押されこの映画の主人公オロがチベットから亡命したのは6歳のとき。
いまインド北部の町ダラムサラで、チベット亡命政府が運営するチベット子ども村に寄宿し、学んでいる。「なぜ母はぼくを異国へ旅立たせたのだろうか」。自力でその答え=生きる道を探し求めるオロの姿を見つめる。
http://www.olo-tibet.com/

17:40 上映作品の監督、飯田基晴、刀川和也、伊勢真一、岩佐寿弥によるトークショー

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