3月23日(土)Bスクリーン 上映作品(会議室上映 定員30名)

2013.02.19 Tuesday

『ドキュメンタリー映画の奥行き』
ドキュメンタリー映画の多様性に目を向けてみよう。
様々な広がりに触れてもらうための秀作をBスクリーンで上映、監督と語り合う場にしたいと思います。 

13:00 伊勢真一の仕事
(短編3作品 各30分) ※伊勢監督トークあり
「なりわいの映画」と自作を語る伊勢真一監督の若き日の短編作品を上映、ドキュメンタリー映画を生業(なりわい)として来た日々を語る。
「津軽こぎん刺し」
−津軽・弘前の地で「こぎん刺し」再興に取り組む老夫婦の一年。
「クマちゃんがんばる」
−某自動車メーカーのセールスマンを描いたヒューマンドキュメンタリー
「信・望・愛〜孤高の洋画家小堀四郎 90才の肖像〜」
−生涯、絵を売らずに描き続けた画家・小堀四郎とその妻・小堀杏奴の世界。
http://www.isefilm.com/

15:30 ドキュメンタリー映画の生まれるところ(短編7作品) ※三浦監督トークあり
多摩美術大学上野毛で映像を学ぶ学生達の個性的な短編ドキュメンタリーを観て、その作者の話を聞くことによって、ドキュメンタリーの出発点、可能性を楽しむプログラム。同校で長く学生の指導に当たった鈴木志郎康先生の「極私的魚眼抜け」も上映。
「はるか」(村田幸代)
「11.」(甫木元空)
「存明(ありあけ)」(安東愛有子)
「昨日のきおく 今日のりんかく 明日のぼうきゃく」(花岡梓)
「海福丸」(多賀世帆)
「あのこのまばたき わたしのめまい」(佐々木綾子)

17:40 「戦ふ兵隊」
 1939年/66分 監督:亀井文夫(1908-87) ※伊勢監督・飯田監督トークあり
軍国主義一色の日本の戦時下で,陸軍省の依頼と後援により製作。
陸軍省の意図は言うまでもなく戦意高揚にあった筈だが、出来上がった映画に登場するのは疲れた兵隊ばかりであった。
それはそれでリアルな姿であった筈だが、あまりの厭戦ムードに上映禁止、亀井監督も治安維持法によって間もなく逮捕、投獄されている。

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